175日後に公立保育士を辞める公務員
公立保育園で現在は1歳児クラスの担任をしているゆんたくです。
たまにはお仕事のお話を、と思いキーボードをカチャカチャさせています。
「男性保育士」というワードはだいぶ浸透してきているんじゃないかなと実感している現場保育士ですが、わざわざ「保育士」という職種の前に「男性」とつけてしまうあたり、実際はまだまだ一般的ではないのだろうなと思ってしまいます。
「男性サラリーマン」って言わないもんね。
まあそれもそのはず、なにを隠そう保育士の給料は安い!
特に私立園なんかは、男性が一家の大黒柱として支えるにはあまりにも頼りないんじゃないのだろうかと思えてしまいます。
私も新卒後の4年間は私立園で務めていましたが、そのまま働き続けていて家族を支えられたのかと聞かれたら、まぁうん、、、そんな言葉を濁した回答しかできないと思います。
処遇改善なんかで少しずつ上がってはきているみたいですが
そんな私は主に給料の面で不安になり公立の保育園に転職しました。
公立の保育士の扱いとしては「一般行政職」になるので普通の公務員の皆様と同じ給料がいただけます。ありがたやぁ~
そんな将来安泰、平々凡々の職につけたのですが、、、
現在公務員3年目をもって退職を検討しています。
というか退職します。
決意をした理由としては
- 残業の多さ
- 1職員のマンパワーに振り回される
- 理想の保育の違い
まあこんなところかなと感じています。
保育業界が全体的に、というわけではなくうちの園が特別といった印象をですが。
友人の園などの様子を聞くとICT化が進んだり、業務削減、効率化などがなされている一方、いつまで昭和な仕事をしとるんや。そう思いたくなるほどの時代からの取り残されっぷりです。新しく入った職員もみんな口あんぐりです。
といいましても私立より高いお給料、安定した仕事ですので、あと1年。あと1年。と思いながら頑張っていましたが、そろそろしんどさが体調面・精神面にくるなと感じ、決意しました。
今朝決意したのでまだ上司には言っていませんが、決意すると気持ちが軽くなり、仕事に行くのも憂鬱ではなくなったので本当に精神的に病みかけだったのかな。と思いました。
そういえば、2年前に辞めた先輩も辞め際にぼそっと「人生健康が一番やで」と言ってくれた意味がわかった気がします。
詳しくは聞いていませんがその先輩は、ご病気で辞められたと聞きました。
精神的なものか身体的なことかまでは安易に立ち入って聞くべきではないと思ったので知りませんが、まぁ今の自分を鑑みるとハードワークがたたったのだろうなぁと勝手に推測してしまいます。
保育士のハードワークぶりを匂わせながら書いていますが、昨今上記にも書いたようにICT化、効率化を図り残業を減らそうと取り組んでいる園もあるようです。
なので保育士なりたいな~と思っているそこのあなた
安易にあきらめず是非とも素敵な園と出会われてください。
と言いつつもも将来自分の子どもが「保育士なりたーい」なんて言った日には、全力で他の職を提案しますが(笑)